2010年12月04日

構造/12−15問

第12問 鉄筋コンクリート造の柱部材に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.地震時に大きな変動軸力が作用する外柱の曲げ耐カ及び靭性は、変動軸カが少ない同断面・同一配筋の内柱と同等である。

2.柱と一体的に挙動するそで壁部分で、そで壁の厚さを150mm以上、壁筋を複配筋及びせん断補強筋比を0.4%以上としたものは、柱とともに地震に対して有効な構造部材とみなすことができる。

3.柱の許容曲げモーメントは、「圧縮縁がコンクリートの許容圧縮応力度に達したとき」、「圧縮鉄筋が許容圧縮応力度に達したとき」及び「引張鉄筋が許容引張応力度に達したとき」に対して算定した曲げモーメントのうちの最小値である。

4.他の層と比べて剛性・強度が低い層は、大地震時に大きな変形が集中するおそれがあるので、当該層の柱には十分な強度及び靭性を確保する必要がある。


第13問 鉄筋コンクリート構造の部材の剛性に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.地震力作用時における層間変形の算定時において、耐力壁脚部における地盤の鉛直方向の変形が大きい場合、耐力壁脚部に鉛直バネを設けた検討を行った。

2.一次設計の応力算定において、スラブ付き梁部材の曲げ剛性として、スラブの協力壁を考慮したT形断面部材の値を用いた。

3.柱部材の曲げ剛性の算定において、断面二次モーメントはコンクリート断面を用い、ヤング係数はコンクリートと鉄筋の平均値を用いた。

4.床を支持する小梁には、過大なたわみを防止するために、十分な曲げ剛性を確保した。


第14問 鉄筋コンクリート構造の部材の靭性や破壊形式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.純ラーメン部分の柱梁接合部内において、柱梁接合部のせん断強度を高めるために、帯筋量を増やした。

2.柱部材の脆性破壊である付着割裂破壊を避けるため、断面隅角部に細径の鉄筋を配置した。

3.曲げ降伏する耐力壁の靭性を高めるため、断面内の圧縮部分に当たる側柱のせん断補強筋を増やした。

4.曲げ降伏する梁部材について、曲げ降伏後のせん断破壊を避けるため、曲げ強度に対するせん所強度の比を大きくした。


第15問 鉄骨構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.弱軸まわりに曲げを受けるH形鋼の許容曲げ応力度は、幅厚比の制限に従う場合、許容引張応力度と同じ値とすることができる。

2.SN490材の許容引張応力度はよ、板厚による影響を受けないので、板厚 25mmと50mmとでは同じ値である。

3. F10Tの高カボルト厚擦接合において、使用する高カボルトが同一径の場合、面摩擦接合4本締めの許容せん断耐力は、2面摩擦接合2本締めの場合と同じ値である。

4.高カボルト摩擦接合部(浮き錆を除去した赤錆面)の1面せん断の短期許容せん断応力度は高カボルトの基準張力の0.45倍である。
posted by ぜんぞ at 11:16| 一級建築士問題/H21/学科IV(構造) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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